青少年犯罪凶悪化論者と同じく統計無視の者がリベラル左派?

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追記が書いているが、サイトに書くのもバカらしいのがここに書いておく。何が藁人形かと言ったのかが、全く分かっていない。

その前に著作権について、追記で「あちらの「全文」は、本論の ごく一部の素材にすぎない」と言っている。藁人形叩きだらけで統計も全く無視した本論なるものに、質があるわけがない。「ごく一部の素材」とは、何を言っているのか。自分に都合がいいから、全文を貼り付けているだけだ。その都度にリンクを貼って引用するのが当たり前だが、引用の仕方も分からずに引用箇所に#FF00FFを使っているいるだけの者に、著作権のことを言っても理解できないのだろう。

加藤秀一ジェンダー入門―知らないと恥ずかしい』(朝日新聞社)131-132頁の引用の文章は、「よく知られた「男性役割」の一側面です)。」までだが、それより以降の文章も#FF00FFで引用のようにしているところも、全文の無断転載をする者にある無理解さがあらわれている。

具体的にあげていた藁人形叩きとは以下のことだが、また同じような藁人形叩きをしている。

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かりに かれ(ら)の主張どおり、フェミニズムやら女性の「社会進出 」やらが、男性をおいつめて自殺に余計おいやるというなら

「男らしさの規範が弱まった」時空)が、「男女の自殺率格差」の大問題を呈しているような論理

男女の自殺率格差がフェミニズムなどにより近年急拡大しているという事実認識こそ、ユガんでいる

「男女の自殺率格差がフェミニストの暗躍によって進行中である」といった被害妄想がもたらされたのだと、推定できる。

この妄想を元にできあがっているのが、

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なので、藁人形叩きになるのも仕方ない。

こういうことを言う者は、「フェミニズムを批判する者は男性差別を主張している者」と思い込んでいることが多い。私自身は男性差別の主張には懐疑的だと言っている。他には弱者男性論とか非モテ論とか言ってくるが、それも藁人形叩きだ。人命問題を考えることと非モテ論などを結びつけないと納得できないのだろうか。

男性差別からの主張でもなければ、非モテ論からの主張でもなければ、弱者男性論からの主張でもないと言うと、反論する者たちは思考停止することが多い。

男性差別とか非モテ論とか弱者男性論とかの思い込みが強いのは、反論したつもりになっている者たちがウェブ上の情報ばかりを見て、それに大いに影響を受けているからだろう。特に男性差別の主張は、ウェブ上のほうがかなりあるから。

ウェブで男性差別非モテ、弱者男性論を盛んに言う者たちには、理解できないことがある。その中に、ジェンダーがセックスを規定するというものがある。私自身はこのジェンダーがセックスを規定するは大したことを言っていないと言っているが、男性差別を主張する者や既存左翼などは、ジェンダーがセックスを規定するの意味が分からずに藁人形叩きをしている。

藁人形叩きの「名士」である原名高正は、ジェンダーがセックスを規定するの意味が理解できるのか。ジェンダーがセックスを規定するが理解できるかどうかは、ジェンダー理解の程度を測るのに都合がいいもので、ウェブ上でジェンダーの主張をしている者の程度を測るのにも適したものだ。

ジェンダーがセックスを規定するが理解できないで意味が分からないことを言う者とジェンダーで論じるつもりはないので、原名高正がこれを理解できるかどうかだ。

サイトには書かなかったが、以下のことも少し考えれば変だと分かる。

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むしろ「男たちよ。戦場からかえって、家庭で育児・家事を分担しあおう」「男たちよ。過労死しないように、たがいのカラダをいたわろう」といった主張こそ基調なはずである。

これは思い込みで、ジェンダーに矮小化してその先が見えない既存左翼のジェンダー観がよく出ている。既存左翼は特にジェンダーが絡むと変なことを言い出すが、「家庭で育児・家事を分担」すれば、男女の自殺率格差が縮小するのか?そんなに単純なことと思っているのか。日本よりも夫が「家庭で育児・家事を分担」していると統計で出ている国は、日本よりも男女の自殺率格差が縮小しているのか?原名高正の言うとおりならそうなるが、統計でそう出ているのかという問題を言っている。統計を全て抹消しますか?

原名高正は、自分が「青少年犯罪は凶悪化している!」と噴き上がっている連中と同類だという自覚はあるのだろうか?ジェンダーに矮小化するのではなく他の原因も考えろと統計を出して言っているのにジェンダーに矮小化する原名高正は、青少年の殺人率の統計を無視して、「最近の若者はよくキレるからすぐに人を殺すようになった」と言う連中とお仲間だろう。

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むしろ、3倍になど達したことがないのに誇張した責任、均等法以降の1990年に格差が縮小している事実を、持論で説明する責任を、おとしまえをつえるべきだろう。

しかも、「2004年 35.6 12.8  約2.78倍」という数値を唯一の例外として、「男女の自殺率格差が3倍くらいある」という、「実態」が実在しない(笑)。

3倍に達したとは言っていない。約3倍や3倍くらいと言っている。言っていないことを言うな。2005年の厚生労働省の人口動態統計では、自殺率の男女格差は約2.8倍になっている。2003年には約2.81倍だ。「「2004年 35.6 12.8  約2.78倍」という数値を唯一の例外として」という記述をしているのを見ても、「統計を見る気は全くない」というのが分かる。やはり、青少年犯罪の凶悪化論者と同程度だろう。

均等法をあげるのも面白いが(男女共同参画社会基本法以後の統計は?)、男女の自殺率格差とジェンダー:女性が周縁・他者になる理由にあるのはWHOの統計だから、5年おきのものになっている。

男女の自殺率格差とジェンダー:女性が周縁・他者になる理由

1950年から2004年までの日本の10万人当たりの男女別自殺率(自殺対策白書のPDFにもっと詳しく載っています)。

5年おきだから、自殺対策白書へのリンクを貼っている。男女の自殺率格差に関心がある者ならば、自殺対策白書へのリンクがあれば、それで自分で調べるはずだからだ。厚生労働省の人口動態統計などを見ると、原名高正の言っていることのおかしさが分かる。原名高正は、自殺率の男女格差が分かる統計は、5年おきのWHOの統計しかないとでも思っているのか。WHOの5年おきの統計だけを見てそれで唯一の例外と言っているから、原名高正は統計も見ないで書き散らす「反知性主義者」といっていい。

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かれのいう「フェミニスト」が活躍以前から、なぜ男性の自殺率が基本的に1.5倍超水準にあるのか、「フェミニスト」が活躍しはじめたはずの1960年代〜70年代に、男女格差がいくぶんせばまったのは、なぜか? といった事実を説明できずに自壊していることの自覚がないようだ。

厚生労働省の人口動態統計によると、1947年の男女の自殺率格差は約1.44倍、1952年を見ると約1.44倍。1960年代〜70年代よりも、男女共同参画社会基本法以後のほうが日本でのジェンダー理解は広がっている。ジェンダーに矮小化してそれを男女の自殺率の拡大や縮小の原因にするのならば、男女共同参画社会基本法以後の男女の自殺率格差の拡大のことを考えないといけない。

「かれのいう「フェミニスト」」って何ですか?言っていないことを妄想するな。原名高正のようなジェンダーに矮小化して、「男性の家事育児参加」とか、「フェミニストの活躍」とかそういうことに還元して男女の自殺率格差の縮小の原因とするのは日本や各国の統計を見たら誤りだと言っているのだが、統計も見ないで「唯一の例外」と言う「反知性主義者」には理解できないのだろう。

ものすごく単純に言うと、「もっと複合的な理由があるのに、ジェンダーに矮小化するな」と言っているだけなのだが、理解できませんか?原名高正の言っていることはあまりに統計と離れているので、わざと言っているのか思ってしまうが。そこが青少年犯罪凶悪化論者と同じく、自分の妄想に統計を合わせてしまう原名高正の妙技なのだろう。

「一連の「ジェンダー・フリー」バッシング批判の動向といっしょくたにできないから、混乱しているのか?」と言っているのは、意味が分からない。ジェンダーフリーフェミニストからも批判が出ていると言っているが、ウェブで検索して調べただけでジェンダーフリーのことを言うなよ。既存左翼の腐臭がする原名高正にはジェンダーフリーに対する批判は理解できないだろうから、ジェンダーフリーのことでまた藁人形叩きをするのはやめれば。

俗流の反フェミニズムと言っているが、原名高正の考える俗流の反フェミニズムが「フェミニストを敵だと思っている者」のことなら、全くあてはまらないから。原名高正のような統計を無視してでもフェミニストに擦り寄る者の心理は、戦前のフェミニストたちの女の戦争責任と大いに関係がある。


コメント欄にブクマが付いているけど、この記事に書いてあることは上記のように藁人形だから。

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